imari日記

タンゴジブル!

2010.09.09

突然ですが、タンゴジブルをご存知でしょうか?

9月4日に、お客様からの紹介で観て来ました。初めてその名を聞いた時は、タンゴの踊りなんだろうかなって思っていました。

Tangogibleとは、Tango,Go(動く。~の状態になる)Tangible(触れることが出来る。実在する)の3つの単語を組み合わせて生まれた造語

音楽の視覚化、バントのライブ演奏でこその臨場感エネルギー溢れる舞台。

ダンサーとダンサー、ミュージシャンとミュージシャン、ダンサーとミュージシャン、そして観客との感覚の交叉を希求する思いが込められています。

バレエ団精鋭メンバーの個性と魅力が加わったことで、作り手の想いの域を超えたタンゴジブルが誕生しました。

バレエ自体、舞台で観た事もなく、タンゴもテレビで知る程度でしたが、何事も知ることから始まると自負している私ですから一度どのようなものか観てみようとお客様に声をかけて一緒に行って来ました。

東京で公演をした時は、売り切れになるほど好評だったと聞き、ますます心惹かれていました。

実際、生でタンゴの音楽を聴いて思ったことは、バントネオンの楽器がタンゴ音楽には欠かせない音色を奏でていて、観客をタンゴの世界に引き込んで行きました。

バンドネオンは最初アコーディオンかなと思ったくらいよく似ていましたが、アコーディオンより3分1くらい小さい楽器です。

タンゴの音楽に合わせてバレエで鍛えられた肉体が、躍動感溢れるダンスに引き込まれてしまいました。

ほとばしる若いエネルギーと、熟年の確かな技術が交差する踊りに見入ってしまい、終わったあとの感激もひとしおでした。

紹介して頂いたお客様には、とってもよい芸術を拝見させてもらいありがとうございました!!!

新たなものにまた出会うことが出来たことに感謝します