imari日記

メイク・ア・ウィッシュ(願い事をする)

2009.10.16

10月に入って北海道のインフルエンザの広がりが紙面に躍っていますが、皆さんは大丈夫でしょうか?

死者もかなり出てきていますが、お客様のお知り合いも因果関係ははっきりしませんがインフルエンザにかかっていて、他の余病もあり亡くなったとのお話しを聞きました。

ますますこれからの季節はインフルエンザが流行しますので、過信せず対策出来ることはしっかりしてこの時期を乗り切って下さい。

ところでタイトルにも書きましたが、メイク・ア・ウィッシュというボランティア団体を知っていますか?

3歳から18歳未満の難病の子供たちの夢をかなえるお手伝いをすることを唯一の目的として活動する国際的ボランティア団体ですが、今から2年前まで所属して活動していました。

今から29年前にアリゾナに住む7歳の男の子が警察官になるのが夢でしたが、白血病になって余命がないと聞いた地元の警察官が本物そっくりの制服とヘルメット・バッジを用意、名誉警官を任命して駐車違反の取締りや、ヘリコプターに乗って空から監視させたりと夢を実現させてもらった5日後に亡くなりました。

名誉警察官として葬儀が執り行ったことが全米に感動を与えたことがきっかけになり発足されました。

私も微力ながらお手伝いをさせて頂き、様々な勇気や感動をどれだけもらったことでしょう

子供ながら、自分の病気を受け入れる過程、また家族の苦悩は想像を察するにあまりあるものがあったことでしょう。

関わりを持たせて頂く度に、家族の大きな愛に包まれている姿を見て「生きる」とはを考えさせられます。

親として出来ることは「今を生きる」ことにどれだけ力を注いで、供に頑張っていくか・・・

そんな日々の生活の中で夢をかなえることでひとすじの光を見出し、「生きている喜びや、生きる素晴らしさ」を知って、辛い治療にも耐えて奇跡を起こしてほしいと願っている姿を、身近で見させてて頂いて親の力強い思いに敬服し、心の底から湧き上がる熱い思いを経験させてもらったことは、私のその後の人生に大きく影響したことはいうまでもありません。

ウルトラマンに会いたい、長島監督に会いたい、北海道に行って蟹を食べたい、野生のイルカにふれたい、有名な歌手に会いたい、メジャーリーグに行きたい、自分の絵本を出したいなど今日まで15万人のこどもたちの夢のお手伝いをしてきたのです。

子どもの夢をかなえて「あげる」のではなく、夢をかなえるのに必要な、さまざまな手配や配慮をしてそのお手伝いをすることです。子どもたち一人ひとりのために、子どもとその家族と力を合わせ、夢の実現というかけがえのない体験に向って進んでいきます。それが明日への生きる力となれば、どんなにすばらしいことでしょう!

そこから思ったことは、夢がかなえることがどんな薬より効き目があるかを数々の奇跡がそれを物語っていました。

夢に向かって進んでいる姿は輝きが違うはず!!

さあ~今日から夢を見つけて一歩一歩実現に向かって「実るある人生」